最終更新:2024/07/25
卓上POP・テーブルテント(三角POP)を作るには?
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卓上POPは、小売業や飲食業、サービス業などの店頭で幅広く使われている販促ツールです。テーブルなどの台さえあれば簡単に設置できるので、さまざまな場面で活用することができます。サイズは小さいですが、使い方次第で大きな効果を発揮します。
では、効果的な卓上POPとはどのようなものなのでしょうか。実は卓上POPにもいくつかの種類があり、それぞれに良さがあります。設置する目的や場所に応じて最も適したものを選ぶことで、「伝える」力をより高めることができます。
この記事では、卓上POPの種類と特長をご紹介したうえで、卓上POPを作るときに気をつけるべきポイントや制作方法についてお伝えします。卓上POPを生かした販促のための参考になれば幸いです。
卓上POPとは?
卓上POPとは、顧客に伝えたい情報を記載した販促ツールで、テーブルやカウンターなどの台に設置して使われるものです。例えばレストランでは、おすすめのメニューが書かれた卓上POPがテーブルの端に立てられているのをよく目にします。飲食店以外にも、美容室や旅行代理店などのサービス業や小売店など、さまざまな業態で使われています。
卓上POPは、書かれた情報を顧客にじっくり見てもらうことで効果が高まります。そのため、顧客がその場所に比較的長くとどまるような場面で活用されます。例として、飲食店のテーブルやレジの横、化粧室などが挙げられます。
卓上POPに書かれる情報は、店を訪れた人に伝えたい内容次第でさまざまです。新商品やおすすめ商品のPRはもちろん、SNSのアカウント情報や、キャンペーンの告知などにも多く使われています。
卓上POPの種類と特徴:テーブルテント、三角柱POPなど
卓上POPにはいろいろな形状のものがあり、それぞれ異なるメリットがあります。ここではよく使われる卓上POP3種類についてご紹介します。
- テーブルテント(三角POP)
- 三角柱POP
- 四角すい(ピラミッド)型
テーブルテント(三角POP)
テーブルテントは、表と裏の2面に情報を載せられる、山型の卓上POPです。底面が狭いので、スペースに余裕のない場所にも置くことができます。情報が書かれた面が設置面に対して斜めになっているので、手に取らなくても読みやすい点が特長です。
例えばサロンの鏡の前にPOPを置く場合、顧客にPOPを手に取って読んでもらうことは難しいため、目をやるだけで自然と内容を理解できるテーブルテントが適しているでしょう。置き場所の限られているレジや受付にも向いているタイプの卓上POPです。
三角柱POP
三角柱POPは、長方形を三角柱の形に折った形状の卓上POPです。使える面が3面あるので、それぞれに異なる情報を書くことができ、情報量が豊富な点がメリットです。縦に置くと顧客から見たときに必ずどれかの面が見えるので、無駄がありません。
テーブルテントに比べると場所を取るため、少しスペースに余裕のある台に置くときに適しています。飲食店やサービス業の店舗のテーブルなどでよく見られます。
四角すい(ピラミッド)型POP
四角すい型の卓上POPは、底面が広く安定するため、長期間の設置に向いているのが特長です。独特な形が顧客の目を引きやすいので、うまく使えばインテリアも兼ねることができます。
4面使えるので、異なる内容も幅広く載せることができます。面の形状が三角形なので、面の使い方に工夫が必要ですが、アイデア次第で効果的なPRが可能です。
卓上POPを作るときに押さえておくべきポイント
さて、実際に卓上POPを制作するためには、あらかじめ押さえておくべきポイントがあります。ここでは卓上POPを作るときに重要なポイントを4点取り上げます。
- 目的・ターゲットを明確にする
- 目的・ターゲットに即した内容とデザインを考える
- 目的に合う設置場所を決める
- 設置場所や設置期間に適した材質を選ぶ
目的・ターゲットを明確にする
まず、卓上POPを作る目的と、POPを見てもらいたいターゲット顧客を明確にすることが大切です。顧客に伝えたいメッセージと、POPを見た顧客にどのような行動をとってもらいたいのかを考えましょう。
同様に、どのような顧客層をターゲットとするのかを考えておくことも必要です。これらがデザインの指針となり、効果の上がる卓上POPを作るための土台となります。
目的・ターゲットに即した内容とデザインを考える
次に、制作目的とターゲット顧客層を前提に、卓上POPに盛り込む内容やデザインの方向性を考えることが必要です。載せる内容を決める際には、最も伝えたいキーメッセージを絞り込み、優先順位を考えましょう。情報量が多すぎると、伝わりにくかったり、そもそも見てもらえなかったりしてしまうことがあります。
デザインの方向性は、ターゲット顧客層の年齢や性別、その他の特性を考慮して、受け入れられやすいものになるよう検討しましょう。
目的に合う設置場所を決める
卓上POPの制作目的に応じて、どのような場所に設置するべきかを考えます。顧客に伝えたい内容によって、適した設置場所は異なります。 例えば、新商品のハンドソープをPRしたい場合、化粧室に現物と併せてPOPを置くのは1つの方法です。SNSのアカウント登録を勧めたいときには、スマホを取り出しやすい場所に設置するのが良いでしょう。
設置場所や設置期間に適した材質を選ぶ
卓上POPの材質は、どこに設置するかや、どれくらいの期間置いておきたいかによって、最適なものを選びます。水に濡れやすい場所に置く場合は、耐水性に優れた素材にする必要があります。短期間のキャンペーンのお知らせであれば、耐久性はそれほど重視する必要はないかもしれません。 紙で作った卓上POPをそのまま使う使い方以外に、アクリルスタンドやクリップホルダーなどを使う方法もあります。
卓上POPを作る方法
では、実際に卓上POPを制作するには、どのような方法があるのでしょうか。制作の仕方には、制作会社に依頼する方法と、自作する方法の2つの選択肢があります。
制作会社に依頼する
載せる内容やデザインの方向性をおおよそ決めた上で、デザインから制作までを制作会社に依頼する方法です。デザインを自分で行い、印刷だけを外注することも可能です。制作会社によっては、簡単に組み立てられるよう、折り目や切り取り線を入れた印刷をしてくれる場合もあります。
制作会社に発注することで、デザインや印刷の質を高めることができますし、自作する手間を省くことができます。一方、制作したい部数が少ない場合は割高になる点や、納品にある程度の期間が必要になる点を考慮しておく必要があります。
自作する
制作会社へ外注せず、デザインから印刷まですべて自作することも可能です。自作すれば、少量でもコストが上がることがありません。また、印刷に時間がかからない点もメリットです。自作するデザイン力がある場合は選択肢の1つとなります。
自作する場合には、レーザープリンターで印刷できる専用の用紙を購入することができますので、活用を検討してみてもよいでしょう。耐水性や耐久性に優れたものが販売されています。
卓上POPを上手に活用してPR力を上げよう
この記事では、卓上POPを販促に導入したい方に向けて、その種類や特長、作成前に検討しておくべきポイント、具体的な制作方法をご紹介しました。卓上POPは使い方次第でとても優れたツールになります。ぜひ上手に販促に取り入れてみてください。
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