最終更新:2024/08/10
化粧品用の紙箱にはどんな種類がある?
![化粧品用の紙箱にはどんな種類がある?](https://images.prismic.io/beaker-media/ZmqMY5m069VX1s22_15.png?auto=format%2Ccompress&rect=0%2C0%2C768%2C432&w=768&h=432)
本記事では、化粧用品の紙箱の種類について解説していきます。
形状、素材、デザインを決めるときのポイントを、特徴や方法を交えて紹介します。 「化粧品用の紙箱の作るときに何をどう決めれば良いのかを知りたい」「紙箱のデザインをどのようにしたらいいのかわからない」などの悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
化粧品で使われている箱の形状
紙箱は用途によってたくさんの形状がある中で、化粧品によく使われている3種類をご紹介します。
キャラメル箱
「サック箱」とも呼ばれる、定番の形状です。 上下の口にベロを差し込むことで封をする構造が特徴で、簡単に組み立てることができます。 重量のあるものを入れる場合、底が抜けてしまう可能性があるのがデメリットですが、化粧品においてはそのリスクは少ないことが多いため、よく採用されています。
ワンタッチ底箱
底が内側に折り込まれた状態で納品されるため、その状態から広げるだけで箱を作ることができることが特徴です。組み立てに一番手間のかからない箱で、箱を組み立てる作業時間を減らし1日の出荷量を増やせるといったメリットがあります。 底の構造に手間がかかっているため、キャラメル箱よりも費用がかかることがデメリットです。
地獄箱
「アメリカンロック」とも呼ばれている箱で、キャラメル式箱の底面を強化したような箱になっています。コストが低めで、組み立ても簡単です。 基本的には一度組み立てたら元に戻せないところが地獄箱のデメリットです。
紙以外の選択肢
紙箱は形状や加工方法の種類が多く、個性を出しやすいことが特徴です。 ここでは紙以外で作られた箱についてご紹介します。
PET.PP箱
PETは「ポリエチレンテレフタラート」の略で、PPは「ポリプロピレン」の略です。どちらも透明度のある素材のため、紙とは異なり、外観から商品自体を見せることができるというのが最大のポイントです。
箱を決めるときのポイント
化粧品用の箱を決めるときに必要なポイントをまとめました。
ターゲット層を明確にする
どのような商品をどのような人に売るのかはとても重要なポイントです。 化粧品を売るターゲットの興味を惹けるような紙箱を作りましょう。 年齢によっても好まれる色合いなども変わってきたり、誰にでも好まれるデザインよりも一定のターゲット層を決める方がファンもできやすくなりますので、ある程度のターゲット層を決めることがとても大切になります。
商品のロゴを決める
オシャレで覚えやすいロゴをつくることで、商品を覚えてもらいやすくなります。 箱を決めるときにはデザインについても同時に考える必要があります。特に「ロゴをメインにしたデザインにしたい」「ロゴに特殊な加工を施したい」などロゴを主体としたデザインを考えている場合には、必ず先にロゴを決めましょう。
販売チャネルを決める
販売するチャネルによって、箱のデザインも変わる場合があるため、先に決めておくことをおすすめします。 販売チャネルは以下の種類に分けられます。
- コスチューマー
ドラックストア、バラエティーショップ、ホームセンター、コンビニなど。 - 通販
インターネットショップやカタログ販売など。 - 百貨店・専門点
店舗に直接来店してきたお客様と対面で販売。 - エステ・美容院
担当者が顧客に販売。 - メディカル系
皮膚科や美容外科などの施術に使用する商材を顧客へ販売。 - クローズ系
訪問販売、連鎖販売取引などで販売。
商品のコンセプト・キャッチコピーを決める
ターゲットに合った商品のコンセプトとキャッチコピーも重要です。 紙箱のデザイン自体にキャッチコピーを記載したり、コンセプトをヒントにした箱を作ることができます。
まとめ
化粧品用の紙箱について、形状や素材、特徴などをご紹介いたしました。 ぜひ参考にしてください。
資料請求・お問い合わせを増やす方法
資料請求・問い合わせを増やすためには、企業がどんな事業をしているのかを知ってもらうことが重要です。Beaker mediaの企業情報掲載サービスでは会社の事業内容や特徴、取得免許や対応ロット数などを掲載し、化粧品・健康食品に専門性の高い多くのユーザーへ会社情報を発信することができます。
Beaker mediaで会社情報を掲載しませんか?
Beaker mediaで会社情報を掲載するメリットは以下の通りです。
- 業界特化型メディアでの露出増加
- 化粧品、健康食品原料の専門分野でのターゲットリーチ拡大
- 企業情報や製品の逐次更新が可能