最終更新:2024/07/25
ラベル・シール 印刷会社の選び方
![ラベル・シール 印刷会社の選び方](https://images.prismic.io/beaker-media/ZqHlWh5LeNNTxek0_%E3%83%A9%E3%83%98%E3%82%99%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%8D%B0%E5%88%B7%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AE%E9%81%B8%E3%81%B2%E3%82%99%E6%96%B9.png?auto=format%2Ccompress&rect=0%2C0%2C768%2C432&w=768&h=432)
粘着性のラベルやシールは、商品に貼付したり販促に使用したりする目的で、よく活用される印刷物です。文字やイラストが入ったラベルやシールは存在が際立つので、見る人の注目を集めるのに効果的です。また、完成された容器やパッケージ、印刷物でも、ラベルやシールを貼ることで柔軟にデザインを変えられるなど、使い勝手のよいツールであると言えます。
ラベルやシールの作成を外注する際に悩ましいのが、印刷会社選びです。特に近年、ネット印刷が便利に使えるようになり、選択の幅が広がっています。ネット印刷会社と一般的な印刷会社とでは、得意なことが異なりますので、それぞれの特徴を理解した上で、状況に応じて選ぶことが大切です。
この記事では、ラベルやシールの作成を行いたいと考えている方へ向けて、ネット印刷で発注する場合と一般的な印刷会社に発注する場合のメリットやデメリット、希望に沿った印刷会社を選ぶ際のポイントなどについてお伝えします。ぜひ記事の内容を参考に、ご自身のニーズに合った印刷会社を見つけてください。
ラベル・シールの作成を行う印刷会社の種類
ラベルやシールの作成を請け負う印刷会社には、大きく分けて「ネット印刷会社」と「一般的な印刷会社」があります。まずはその違いを知っておきましょう。
ネット印刷会社
ネット印刷会社は、インターネットを通じて発注するタイプの印刷会社です。いつでも都合のよいときにWebサイトにアクセスするだけで発注ができるので、利便性が高く、低コスト・短納期でラベルやシールを完成させることができます。比較的小ロットでも対応しているので、個人や小規模な事業者でも利用しやすいのが特長です。
一般的な印刷会社
営業担当者とやり取りしながら、目的の印刷物を完成させるタイプの印刷会社を指します。コミュニケーションが必要な分、ネット印刷に比べ作成に時間を要することが多いですが、求める仕様やデザインにより近づけることができます。ラベル・シール印刷に特化した専門の印刷会社もあります。
ネット印刷会社の特徴
それでは、ラベルやシールの作成をネット印刷会社に発注するメリットとデメリットについてご紹介いたします。
ネット印刷会社のメリット
- コストが安い インターネットで受注することで顧客対応にかかる人件費を削減できるため、比較的安価に設定されています。作成部数が少なくても割高になりにくい点も利点です。Webサイトに価格が明示されているため、予算の検討が簡単に行えます。
- 利便性が高い インターネットでいつでも発注や入稿ができる利便性は大きなメリットです。ラベル・シール作成に時間をかけられない場合でも、ネット環境さえあれば業務の合間に印刷を依頼することができます。担当者と会ったり話したりする時間が省略できるため、スピーディに進められます。
ネット印刷会社のデメリット
- 柔軟な仕様変更が難しいことがある 対応しているラベルやシールの仕様があらかじめ決められており、個別のニーズに合わせた細かな仕様変更に応じてもらえない可能性があります。サイズや形状、デザインへのこだわりを重視している場合は注意が必要です。
- 営業担当者に直接相談できない 営業担当者がつかないので、仕様やデザインを決めるときや質問をしたいときに、丁寧に相談にのってもらうことが難しい可能性があります。Web上の情報を元に自分で判断しなければならない範囲が多い分、理解が不正確だと求める仕上がりにならないリスクも考慮しておきましょう。
一般的な印刷会社の特徴
次に、ラベルやシールの作成を一般的な印刷会社に発注する場合のメリットとデメリットについて、ネット印刷と比較しながらお伝えいたします。
一般的な印刷会社のメリット
- 担当者から提案やアドバイスが受けられる 営業担当者と直接コミュニケーションがとれるので、依頼者側の要望に沿ったアドバイスが得られます。能力のある印刷会社なら、ラベル・シールの作成目的やニーズを依頼者から聞き取って、適した仕様やデザインを提案することもできるでしょう。依頼者にデザインの専門性がなくても、求める形に仕上がりやすくなります。 ただし、印刷会社によって提案力には差がありますので、担当者とやり取りしながら納得できるレベルの会社かどうか見極めましょう。
- サポート体制が整っている 入稿データに誤りがないか、印刷したときに正しく表示されるかなど、ラベル・シールがミスなく完成されるようチェックをしてもらえます。また、発注前に実際のラベル・シール用紙を見せてもらい、色や粘着性などに問題がないか確認させてもらうことも可能でしょう。想定していた仕上がりにならなかったということが起こらないよう印刷会社がサポートしてくれるので、安心して発注することができます。
一般的な印刷会社のデメリット
- コストが高い ネット印刷と比較してサービスが充実する分、コストが高くなる傾向にあります。また、大量印刷向きのオフセット印刷を行っている会社の場合、小ロットでは特に割高になることがあります。
- 時間がかかる 印刷に入る前に打ち合わせや校正を行うため、ネット印刷に比べ作成にかかるトータルの時間が長くなる傾向にあります。
シール・ラベル作成における印刷会社選びのポイント
さて、前述の通り、仕様やデザインへのこだわりは少ないが早く安く仕上げたい場合はネット印刷会社、仕様やデザインをしっかり吟味して作成したい場合は一般的な印刷会社が向いていることがわかります。
ここからは、一般的な印刷会社に依頼することを決めた場合、どのような基準で会社を選べばよいか、選択のポイントをお伝えします。ここでお伝えするポイントは以下の4点です。
- シールやラベルに強い印刷会社か
- 自社印刷工場を持っているか
- 配送などのサービスがあるか
シールやラベルに強い印刷会社か
印刷会社にはそれぞれ得意分野があるので、シールやラベルの作成実績が豊富な印刷会社を選ぶのがよいでしょう。
自社印刷工場を持っているか
印刷会社が、自社の設備として印刷工場を持ち、社内で印刷を行えるかどうかもポイントになります。印刷会社の中には、外部の印刷工場と顧客の仲介のみを行っているところもあります。仲介業者の場合、顧客と印刷の現場が直接コミュニケーションをとらないため、顧客の要望が正しく現場に届かないリスクが上がることが心配されます。また、仲介によってコストが上がっていると考えられる点も理解しておきましょう。
配送などのサービスがあるか
ラベル・シール作成時に発生する関連業務も、依頼者側のニーズに合わせて印刷会社が担当してくれることがあります。納品後の発送業務や、パッケージや印刷物への貼付作業などが例に挙げられます。どの範囲まで対応してもらえるか確認しておきましょう。 関連業務のボリュームが大きい場合、印刷会社に一貫して依頼することができれば、別途対応する手間やコストの削減につながるでしょう。
ニーズに合った印刷会社でラベルやシールを作ろう
この記事では、ラベルやシールの作成を検討している方へ向けて、印刷会社の選び方をご紹介しました。ネット印刷会社と一般的な印刷会社にはどちらにもメリットとデメリットがあります。それぞれの特徴を知って、自身のニーズに合ったサービスを提供できる印刷会社を選び、ぜひ望む形のラベル・シールが完成するよう取り組んでみてください。
資料請求・お問い合わせを増やす方法
資料請求・問い合わせを増やすためには、企業がどんな事業をしているのかを知ってもらうことが重要です。Beaker mediaの企業情報掲載サービスでは会社の事業内容や特徴、取得免許や対応ロット数などを掲載し、化粧品・健康食品に専門性の高い多くのユーザーへ会社情報を発信することができます。
Beaker mediaで会社情報を掲載しませんか?
Beaker mediaで会社情報を掲載するメリットは以下の通りです。
- 業界特化型メディアでの露出増加
- 化粧品、健康食品原料の専門分野でのターゲットリーチ拡大
- 企業情報や製品の逐次更新が可能