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最終更新:2024/07/01

ポイントメイク製品を化粧品OEMで作る方法

ポイントメイク製品を化粧品OEMで作る方法

自社ブランドでポイントメイク化粧品を初めて作りたいと思っても、まずどうしたらいいのかわからないことばかりですよね。

ポイントメイク製品といっても種類はたくさんあり処方や製造方法も異なります。

本記事では、ポイントメイク製品を初めて検討している方に向けて、ポイントメイク製品の種類や、化粧品OEMで作る方法やポイント、プロセスについて説明します。

 

化粧品OEMで作ることのできるポイントメイク製品

「ポイントメイク」製品とはアイメイクや口紅などの、目元や口元など部分的に使うものです。

それぞれのポイントメイク製品を説明していきます。

 

アイシャドウ

アイシャドウは、真の周囲に影をつけ顔を立体的に見せるアイテムです。

 

  • パウダータイプ

粉末のアイシャドウのこと。

ふんわりとした軽いつけ心地で塗り方も簡単です。

 

  • リキッドタイプ

液体状のアイシャドウのこと。

しっとりとしていてまぶたに馴染みやすいのが特徴。

「ツヤ感」や「濡れ感」を演出できます。

 

  • クリームタイプ

クリーム状のアイシャドウのこと。

粉と液体の中間のしっとりとした質感が特徴。

固めの質感なので、量の調節がしやすいです。

 

  • ジェルタイプ

ジェル状のアイシャドウのこと。

伸びがよく、少量でもしっかり色づきます。

 

  • ペンシル型タイプ

ペンシル型のアイシャドウは、しっかりとした着け心地が特徴。

発色がよく、鉛筆のように持つことができるので、手が汚れません。

カラーバリエーションが豊富。

 

  • アイグロス

まぶたにグロスを塗るという感覚で、見た目もリップグロスそのもの。

水っぽさはなく、軽い着け心地です。

種類はマット、ラメ、パール、サテン、シマー、メタリックなど。

色味はブラウン、パステル、ビビットなど多岐にわたります。

 

アイライナー

アイライナーは、目元に書き足すことで、目を大きく見せてくれます。

 

  • リキッドアイライナー

液体状のアイライナー。

筆のような形になっていて、太さや細さの調節がしやすいのが特徴です。

 

  • ペンシルアイライナー

削って使うタイプの「鉛筆タイプ」と削らなくても使える「芯を繰り出すタイプ」があります。

ペンシルタイプは柔らかく描くことができるので、優しい印象になります。

 

  • ジェルアイライナー

ジェル状のアイライナーのことです。

ペンシルとリキッドの中間のような質感でです。

 

  • パウダーアイライナー

粉状のパウダータイプのアイライナーです。

アイシャドウのような感じで、目元に馴染みやすいです。

 

  • ケーキアイライナー

筆に水を含ませペースト状にしてから使うアイライナーです。

発色が良いのが特徴ですが、日本ではまだあまり見られないタイプです。

色味はブラック、ブラウン、ネイビー、カラー、ラメなどがあります。

 

マスカラ

マスカラは、まつ毛を濃く、長く、カールしているように見せるアイテムです。

 

  • ボリュームタイプ

テクスチャーが重いのが特徴。

目元を強調したいときにおすすめです。

 

  • ロングタイプ

細く長いまつ毛に仕上がります。

 

  • カールタイプ

長時間カールをキープします。

 

  • コームタイプ

まつ毛をきれいに整え、セパレートが広がりゴージャスな印象になります。

 

  • ウォータープルーフ

汗や水に強く、落ちにくいのが特徴。

 

  • フィルムタイプ

お湯で簡単に落とすことができます。

色味はブラック、ブラウン、ネイビー、カラー、ラメなどがあります。

 

アイブロウ

アイブロウは、眉の形を美しく見せる目的で書き足すためのアイテムです。

 

  • ペンシルタイプ

鉛筆のように先が細く描きやすいのが特徴。

 

  • パウダータイプ

ふんわりとした仕上がりなのでナチュラルに仕上がります。

色も混ぜやすいので、合う色を見つけることができます。

 

  • リキッドタイプ

筆のような形をしていてスルスルと描くことができます。

落ちにくいのが特徴。

 

  • マスカラタイプ

毛の1本1本に色をつけるために使います。

 

  • ティントタイプ

肌の角質を染めることで、一度塗ると数日持続するので落ちにくいのが特徴。

色味はブラウン系、レッド系、ベージュ・ゴールド系、グレー・黒系があります。

 

口紅

口紅は唇に色をつけ、健康的で魅力的な外観にするためのものです。

 

  • リップスティック

質感や色の展開が多く1番オーソドックスなリップアイテムです。

 

  • リップグロス

透明感のあるうるっとした印象に仕上がります。

 

  • リキッドルージュ

発色がよく着け心地がいいのが特徴。

高発色なのにリップグロスのようなうるおいもキープします。

 

  • ティントリップ

角質を染めることで落ちにくいのが特徴。乾燥しやすい場合があります。

種類はツヤ系、マットリップ、シアーリップ、メタリックリップ、ニュアンスチェンジリップ、リップライナーなどがあります。

色味は赤、ピンク、オレンジ、ベージュ、ブラウンなどがあります。

 

頬紅

頬紅はチークとも言われており、顔の血色をよく見せてくれるアイテムです。

 

  • パウダーチーク

サラサラした質感で明るい発色になります。

崩れにくく、メイクが長持ちします。

 

  • クリームチーク

クリーム状のしっとりとした質感。

血色感がだしやすく、色づきはしっかりめです。

 

  • リキッドチーク

リキッド状のチークで水分が多いのが特徴。

種類はスティックチーク、チークポリッシュ

色味はピンク、オレンジ、ベージュ、レッドなどがあります。

 

ポイントメイク製品を化粧品OEMで作るポイント

ポイントメイク製品を化粧品OEMで作る際のポイントを紹介します。

作りたい製品の種類やコンセプトを明確にする

持っている原料や技術レベルはOEM会社によってさまざまです。

何を作ることができるのか、必ずチェックしましょう。

ポイントメイク製品を作るのに大切なことは、企業によってさまざまな「調色技術」を持っていることを理解しておくことです。

顔を彩るポイントメイク製品は、わずかな差でも肌に乗せると大きく印象が変わります。

そこで妥協や投げやりになってしまうと、理想のポイントメイク製品を作ることができません。

ODM会社を選ぶ際に、作りたい化粧品の色味を明確に伝えることが大切です。

強みや得意分野は何か

化粧品OEM会社と一口に言っても、アイメイクが得意な会社、リップメイクが得意な会社、ベースメイクが得意な会社などさまざまな特徴があります。

希望の化粧品を得意とする会社にお願いするようにしましょう。

どんな化粧品を作りたいかを明確に伝え、得意であるかを見極めることが大切です。

小ロットでも対応してくれるのか

初めて製品を作る場合は販売予測が立てにくいため、少ロットからスタートすることをおすすめします。

親身に対応してくれる柔軟性のあるOEM会社を選んでください。

商品化までの流れ

化粧品OEMの全体の流れをつかむために、製造プロセスを紹介します。

  1. 打ち合わせ
  2. 試作品の製造
  3. 製品処方の決定
  4. 契約
  5. 資材手配
  6. 製造・生産
  7. 納品

 

化粧品を作るのにかかる期間は、打ち合わせから製品が納品されるまでに、半年ほどかかります。

全てがスムーズに進むとは限りませんので、余裕の持ったスケジュールにしましょう。

 

まとめ

本記事では、ポイントメイク製品を初めて検討している方に向けて、ポイントメイク製品の種類や、化粧品OEMで作る方法やポイント、プロセスについて紹介させていただきました。

ぜひ参考にしていただきながら、素敵なポイントメイク製品をOEM化粧品で作ってくださいね。

 

この記事を書いた人
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株式会社Cogane studio

Beaker media 編集部

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