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最終更新:2024/07/02

【健康食品やサプリを作りたい人、必見】健康食品OEMは法人でなくても、個人でも依頼ができる

【健康食品やサプリを作りたい人、必見】健康食品OEMは法人でなくても、個人でも依頼ができる

最近良く耳にする健康食品OEMという言葉。知っていてもOEMは大企業が行う製造法だと思っている人もいるのではないでしょうか。実は健康食品OEMの製造は、個人での依頼も可能です。これまで自分で健康食品やサプリを製品化したいと希望していたという人にとっても、こちらの記事が参考になるように説明していきましょう。

健康食品OEMって個人でも製造できる?

健康食品やサプリを作ってみたいと思っても、まさか個人で作れるとは知らなかったという人もいますよね。実は個人でも健康食品やサプリはメーカーに依頼できます。そこでここでは、個人で製造する場合の詳細について説明します。

サプリメントや健康食品の許可

誰もが気になるのが個人で健康食品OEMを始める時には、一体どんな許可が必要なのかということではないでしょうか。基本的には健康食品やサプリは「食品」ですので、そこまで厳しい規制はないといわれています。

しかし、希望する健康食品やサプリの原材料や形状によっては、それぞれ必要な許可が出てくるので注意しましょう。それを個人で全て勉強して一から製造することはかなり厳しいといってもよいでしょう。そこで必要なのがOEMメーカーのの存在なのです。

健康食品やサプリは保健所の管轄となります。サプリの形状により得られる許可が違うので、その違いだけは確認しておきましょう。

  • 食品表示法
  • 食品衛生法
  • 健康増進法
  • 景品表示法
  • 医薬品医療機器等法
  • 特定商取引法

サプリや健康食品を個人製造するのは危険!?

自分だけで健康食品やサプリを製造するのは、結構大変です。具体的にどんなところが大変なのでしょうか。こちらで説明しましょう。

自分で作るとコストが高い

自分でサプリを企画し販売すると、よりコストが高いのが難点です。まずは製造工場を準備しなくてはいけません。そうなった場合はもともと工場を所有している企業などを除き、初期費用がかなりかかってきます。

健康被害が出た際の補償問題

サプリを自分で作る場合に、一番深刻な問題になりかねないのが健康被害が出たときの補償問題です。実はどんんなに小さな販売業者の形態であっても、HACCPの国際水準を取り入れ、その水準に合わせなくてはいけないという規定があります。また、サプリなどで健康被害が出た場合は、報告をしなくてはいけないという義務があります。一人で作っている場合は、それらの知識がないと最悪の結果を招きかねないので注意したいところです。

健康食品OEMに任せて「個人企画サプリ」を作るメリット

個人でサプリを作るのはコストの面でも、補償問題などの危険性の面でもあまりおすすめはできないですね。ではどうしたら良いのでしょうか。そこで登場するのがOEMメーカーなのです。実際にOEMメーカーに製造依頼をするメリットをご紹介しましょう。

必要な製造許可がお任せで安心

健康食品OEMで自分のサプリを作る場合は、個人で必要だった難しい製造許可について一任できるのが魅力。専門的な知識も持ち合わせているので、安心して任せることができます。

独自の原料入手ルート確保

個人で行う製造販売より健康食品OEMメーカーは、原料の入手ルートが明確でコストを抑えることができるでしょう。いちから個人で製造販売を行った場合は、自分で原材料を考え、それを入手する方法も考えなければなりません。

品質のクオリティが確か

健康食品OEMメーカーでは、「誰が作っても一定の品質を保つことができる商品」を製造しています。それがOEMの規定だからです。個人で製造するとレシピや原材料、作り方や配合などにムラが出てしまう危険性もありますが、それを防ぐことができます。

個人でサプリ製造をしたい時の健康食品OEMの選び方

個人でサプリを企画しOEMメーカーに依頼をして製造、販売をしたいけれど、どのようにメーカーを選べばよいのかわからないという人もいますよね。そこでここでは、メーカーの選び方を説明しましょう。

選ぶポイント1.小ロットでの受注が可能か

まずは小ロットでオーダーできるのかが重要となります。個人で販売をするので、在庫はできるだけ抱えないようにしたいところ。少ない量で作ってくれるところを探し、問い合わせてみるのが良いですね。

選ぶポイント2.個人事業主でも取引OKか

健康食品OEMのメーカーによっては、企業専門だというところもあります。個人事業主でも受注ができるのかを確認しましょう。

選ぶポイント3.実績

どこを選んでよいかわからなかったら、工場の実績を確認しましょう。また品質管理などを確認するのも良いですね。

選ぶポイント4.希望の形状か

健康食品OEMは工場によって商品の形状が変わります。工場が得意とする形状があったり、中には委託している場所もあります。納得のいく方法で製造ができるのかを知ることも大事です。

選ぶポイント5.原料の入手先とルート

OEMメーカーに依頼をする場合は、原材料の入手先で選ぶことも重要です。地産地消の原材料を入手することは可能か、またコストは良いかなどを調べましょう。希望する原材料を入手できるのかがポイントです。

健康食品OEMメーカーに依頼決定!その時何をするべき?

製造条件に合うOEMメーカーを探したら、次は何をするべきなのでしょうか。これを知っているだけで次の工程がスムーズに進んでいくので、ぜひゆとりを持つためにも参考にして下さい。

はっきりとしたターゲットを絞っておく

健康食品OEMでサプリなどを販売するときには、年齢層や性別、地域、ライフスタイルの特徴、買い物の場所、お金の使い道などである程度絞ってターゲットを明確にするのが良いでしょう。

例えば、「40代のキャリアウーマン系の女性で、日頃からジムに通うような運動愛好家。ある程度金銭面に余裕のある都会に暮らす女性」などというように絞ってしまうと、商品のイメージがわきやすくなります。また、未婚や既婚かで需要のあるサプリが変わってくる可能性もあります。

ターゲットのライフスタイルに合わせたサプリを企画。ターゲットを絞ることのメリットは、商品を摂取することにより期待できる効果を明確にできることにあります。いくつか商品の内容例をあげましょう。

  • 睡眠の質の改善
  • 肌荒れ予防や改善
  • ホルモンバランスの調整
  • 見た目のオシャレさ
  • 手軽に摂取できる形状

などがあげられます。

販売ルートの確保

せっかく製造しても販売方法を間違えてしまうと、顧客を増やすことができないという事態になりかねません。完成したサプリの販売方法を念頭に置きながら、製造していくのも方法の1つです。ルートは下記のようなものがあります。

  • 店頭購入
  • ネットショップ
  • 定期購入
  • FAXや電話注文

店頭購入の場合は目立つパッケージの製作に力を注ぎたいところですし、年配の方向けサプリであればFAXや電話注文もおすすめです。持続歴な摂取での効果が期待できそうな場合は、定期購入も良いですね。

ネットショップは見やすく「映え」を狙う。ネットショップは若い世代から年配の方まで、幅広く購入してもらいやすい販売ルートです。ただ、だからこそどんな商品が目に留まるのかをしっかり考える必要があるでしょう。

簡単な買い方がおすすめ。ネットショップを含め商品を実際に販売する時は、いかに買いやすいかがポイントとなります。SNS世代の場合は投稿を見て気に入った人がそのままクリックして商品を購入できる仕掛けなどがあると、より購入率が上がる可能性があります。

まとめ

こちらでは健康食品OEMに個人で依頼できるのか、ということについて説明しました。メーカーには個人でも依頼でき、メリットも多数。できるだけ品質が安定しており、実績のあるメーカーを探すのが良いですね。自分の製造目的や完成イメージをしっかり持ち、ぜひ挑戦してみてください。

この記事を書いた人
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株式会社Cogane studio

Beaker media 編集部

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