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最終更新:2024/08/08

化粧品や健康食品のパンフレット・リーフレットを作る方法

化粧品や健康食品のパンフレット・リーフレットを作る方法

消費者に商品について興味を持ってもらい、購買につなげるために、さまざまな販促物が活用されています。中でもパンフレットやリーフレットは、特によく目にするものの1つです。化粧品や健康食品の販促を担当する方々も、商品の魅力が伝わるパンフレット・リーフレット作成のために試行錯誤していることと思います。

しかしながら、効果的なパンフレット・リーフレットを作るには、作る側の伝えたいメッセージを盛り込むだけでなく、読む人の心に響き、受け入れられるようにしなければなりません。メッセージの伝わるパンフレット・リーフレットを作るには、どのような工夫や注意が必要なのでしょうか。

この記事では、効果的なパンフレット・リーフレットの作成のために押さえておきたいポイントや、制作会社とどのようなコミュニケーションをとればよいかについて、特に化粧品・健康食品に焦点をあててまとめます。ぜひこの記事を読んで、理想のパンフレット・リーフレット作成に役立ててください。

パンフレット・リーフレットの役割と特長

まず、パンフレット・リーフレットの役割と、それぞれの特長について解説します。

パンフレット・リーフレットの役割

パンフレットやリーフレットは、情報を文字や写真、イラストなどを通じて伝えるためにデザインされた販促物です。複数のページで構成されるので、チラシに比べ、情報を整理して見せるのに適しています。

パンフレットの特長

パンフレットは、複数の枚数の紙を綴じて作られた冊子のことを言います。製本はされていませんが、作りが比較的しっかりとしていて、情報量が多いので、手元に保管して何度も読んでほしいときに向いています。使用例としては、自社の化粧品ブランドのラインナップをまとめて紹介したい場合などが挙げられるでしょう。

リーフレットの特長

リーフレットは、1枚の紙を2つ折りや3つ折りにした形式のものを言います。パンフレットに比べ情報量は少なくなりますが、厳選された情報だけを簡潔に伝えるのに向いています。また、ボリュームが小さいので、店頭などに置いたときに気軽に手に取ってもらえるのも利点です。

効果的なパンフレット・リーフレットの作り方

次に、消費者の心に響く効果的なパンフレット・リーフレットを作成するために押さえておきたいポイントを、以下の4点にまとめます。

  • デザイン性に優れている
  • 作成目的が明確である
  • ターゲットが明確である
  • 媒体に適したスタイルで作られている

デザイン性に優れている

パンフレット・リーフレットには、商品や企業のイメージに合ったデザインを選ぶことが大切です。高級さを打ち出したい化粧品のパンフレット・リーフレットであれば、洗練されたデザインが適しているでしょう。

気軽に持ち帰ってもらえるのが強みであるリーフレットの場合は、思わず手に取りたくなるようなデザイン性が特に重要です。

作成目的が明確である

パンフレット・リーフレットを企画する際には、何のためにそれを作るのかを明確にしておくことが大変重要です。ゴールがはっきりしていることで、キーメッセージや内容、情報量などを適切にデザインすることができるためです。

例えば、新発売の化粧品を紹介するリーフレットで達成したいゴールは何でしょうか。商品を覚えてもらうことでしょうか、サンプルのリクエストをとることでしょうか。それともキャンペーン価格での購入を促すことでしょうか。明確な目的のもと企画されたリーフレットは、その目的を達成できる可能性を高めることができるでしょう。

ターゲットが明確である

パンフレット・リーフレットの企画において、「誰に読んでもらいたいのか」を明確にすることは、作成目的と同様に非常に重要です。ターゲットとなる顧客の層によって、心に響くメッセージは異なるためです。

健康食品のリーフレットを作成する場合、ターゲットが働き盛りの40代男性なのか、あるいは妊娠中の女性なのかによって、伝えるべきメッセージは違います。色彩や文字のフォントなども、ターゲット顧客の印象に残るものになっていなければなりません。

媒体に適したスタイルで作られている

パンフレットやリーフレットを電子化する場合は、スマホなどの媒体でも見やすいスタイルになっていることが大切です。

文字が細かすぎたり、リンクがうまく押せなかったりするとどうでしょうか。読む人にストレスを与えてしまい、離脱されてしまうかもしれません。電子化する場合は、デザインの段階で、電子化にも適した体裁にするよう注意しましょう。

化粧品・健康食品のパンフレット・リーフレット作成時の注意点

化粧品や健康食品の販促において大前提として理解しておかなくてはならないことは、販促に使用できる言葉がさまざまな法令で詳細に定められていることです。

例えば化粧品のパンフレット・リーフレットに載せる文言は、医薬品医療機器等法で定められた「化粧品の効能の範囲」を超えない表現にとどめなければなりません。健康増進法では健康食品に関して、その健康の保持増進の効果等についての事実と異なる表示や事実と誤認させるような表示を禁止しています。景品表示法は、実際の商品よりも著しく優良であると消費者に誤認させるような表示をすることなどを禁じています。

理想のパンフレット・リーフレットを作るための制作依頼のコツ

では、企画した内容をパンフレット・リーフレットの形に完成させるためには、どのようなことに気をつければよいでしょうか。ここでは、制作会社とのコミュニケーションのポイントを以下の4点にまとめてお伝えいたします。

  • 載せる情報を整理する
  • 情報を重要度でレベル分けする
  • デザインイメージを伝える
  • 必要なデータを提供する

載せる情報を整理する

パンフレット・リーフレットに掲載する情報の整理と絞り込みを行います。すべてを盛り込もうとすると、最も伝えたいメッセージが伝わりにくくなります。作成目的とターゲットをふまえて、必要ないと判断される情報は載せないようにしましょう。

情報を重要度でレベル分けする

パンフレット・リーフレットに載せる情報を整理したら、その重要度をレベル分けしましょう。作成目的が明確になっていれば、最も伝えたいことは何か、次に重要なことは何か、参考情報として載せておきたいことは何かなど、情報を区分することができます。 重要度のレベル分けができると、どの情報にどれくらいの紙面を割くべきかなどの判断が適切に行えます。それに従ってページ割を決め、その後、どこに写真を何枚載せるかなどの具体的なコンテンツが定まっていきます。

デザインイメージを伝える

パンフレット・リーフレットで表現したい全体の印象やデザインのイメージを、制作会社にわかりやすく伝えることがポイントです。方向性を制作会社に理解してもらえれば、その後のすりあわせがスムーズに行えます。 可能であれば、表現したいイメージに近い制作物や写真があるとよいでしょう。また、ターゲット層や商品のブランドイメージをあわせて伝えておきましょう。

必要なデータを提供する

パンフレット・リーフレットに使うロゴや画像のデータを制作会社に提供しましょう。画像はできるだけ高画質のものを準備します。すでに既存の制作物でデザインされたものを利用する場合は、イラストレータの形式を求められることが多いです。

成果の上がるパンフレット・リーフレットを作りましょう

この記事では、化粧品や健康食品の販促に関わる方々へ向けて、理想のパンフレット・リーフレットを作るために知っておきたい作り方のポイントや、制作依頼の際に気をつけることなどを中心にご紹介しました。成果の上がるパンフレット・リーフレットを完成させるために、ぜひこの記事の内容を参考にしていただければ幸いです。

この記事を書いた人
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株式会社Cogane studio

Beaker media 編集部

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