最終更新:2024/08/08
化粧品・健康食品の商品画像はどうする?撮影の仕方やコツを紹介
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商品の販促において、さまざまな場面で必要になるのが商品画像です。 店舗で販売する商品の場合、POPやポスター、広告、チラシなどを作るのに必要です。さらに消費者が現物を直接目で見ることができないインターネットでの販売や通信販売においては、商品画像が現物の代わりとなり、消費者の商品に対する印象を決定づけると言っても過言ではありません。
このように商品画像は販促において重要な要素なので、販促に携わる方の多くは、商品ができるだけ魅力的に見える写真が撮りたい、と思うでしょう。では、質の良い写真を撮るにはどうすればよいのでしょうか。もちろん自分で撮ることもできますし、状況によってはプロのカメラマンに依頼するほうがよい場合もあります。
この記事では、化粧品や健康食品の商品画像に焦点を当て、自分で撮影する方法とカメラマンに撮影してもらう方法それぞれのメリット・デメリットや、自分で写真を撮る際のポイントをご紹介します。これから化粧品や健康食品の商品画像を準備しようという方、商品画像を撮り直したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
化粧品・健康食品の商品画像を撮影する方法
化粧品や健康食品を含む、あらゆる商品画像を準備するには、「自分で撮る」方法と、「カメラマンに撮影を依頼する」方法の2通りがあります。
かつては販促での使用に耐えられるレベルの写真を撮るにはプロに依頼するしか方法がなかったと思われますが、現在ではカメラの性能が良くなり、コツをつかめば素人でもレベルの高い写真が撮れる時代になりました。
商品画像を自分で撮影するメリットとデメリット
まず、商品画像を自分で撮影することのメリットとデメリットについてお伝えします。
商品画像を自分で撮影するメリットは、カメラマンに依頼する費用が削減できる点です。自分で撮れば枚数に関わらずコストが上がりません。カメラマンとの打ち合わせやスケジュール調整による時間のロスもありませんので、すでに機材やテクニックのある方にとっては手っ取り早い方法と言えるでしょう。
一方、デメリットは、機材の準備が必要である点と、撮影の質が自身の技術レベルに依存する点です。できるだけ質の高い写真を撮ろうとすると、カメラや照明、背景などの機材をそろえる必要があり、手間とコストがかかります。また、撮影技術を身に着けるための情報収集にも時間が必要です。機材と情報が揃っても、当然プロのテクニックには及ばないため、納得できる写真が撮れるかどうかわからないという難しさがあります。
商品画像の撮影をカメラマンに依頼するメリットとデメリット
次に、商品画像の撮影をプロのカメラマンに依頼するメリットとデメリットを整理します。
カメラマンに撮影を依頼する最も大きなメリットは、プロの技術を生かして撮影してもらえる点です。後述するように、撮影技術は奥が深く、美しい写真を撮るには多くのテクニックが必要です。カメラの性能が良くなっているので、素人でもある程度の写真を撮ることは可能ですが、品質を追求するのであればプロに依頼するのがベストでしょう。特に化粧品のボトルなどには光の反射の強いものも多いので、ライティングにテクニックが必要になります。
一方、デメリットは、カメラマンへの依頼に費用がかかる点と、打ち合わせなどに時間を要する点です。費用が安い業者では、細かな要望を聞いてもらえなかったり、撮影に立ち会えなかったりすることがあるので、仕上がりの良さにこだわる場合には業者選定に注意が必要です。また、欲しい写真を確実に撮ってもらえるようにするには、事前に撮影目的や撮影イメージなどをできるだけ具体的に伝えることが大切です。そのため、実際の撮影に入る前にはカメラマンとの情報共有が必要になる点を理解しておきましょう。
化粧品・健康食品の商品画像を自分で撮影するときのコツ
さて、ここからは化粧品や健康食品の商品画像を自分で撮影することを選択したときに役立つ情報として、写真の仕上がりをできるだけプロに近づけるための撮影のコツをご紹介します。 写真の質を上げるための主なポイントとして、ここでは以下の3点を取り上げます。
- ライティング
- カメラ・機材
- 背景
商品画像撮影のコツ① ライティング
まず、商品画像撮影におけるライティングのコツを、以下の3つの観点からお伝えします。
- 自然光か定常光ライトを使う
- 影を効果的に写す
- 光量の調整をする
自然光か定常光ライトを使う
初心者でも安定した光の量を確保しやすいよう、自然光(太陽光)もしくは定常光ライトの元で撮影するのがポイントです。自然光で撮影するときの注意点としては、撮影の時間帯が午前中から午後の早い時間に限られること、晴れの日を選ばなければならないことが挙げられます。
定常光ライトは常に光り続けるタイプのライトです。特にLEDライトは、初心者でも扱いやすく、光の色を変えられるものも普及しています。
影を効果的に写す
照明をうまく当てることで、効果的に影を演出することができます。まず、メインのライトは商品に対して高い位置から当てます。補助的なライトとして、正面から当てるフロントライトで影の濃さを調節したり、さらに別の方向から当てるスカイライトで自然な影を作ったりするテクニックもあります。
光量の調整をする
照明の強さによっては、商品の印象が変わってしまったり、見せたい部分が白く飛んでしまったりすることがあるため、光量を調整することも大切です。自然光の場合は光量そのものを調整できないので、明るすぎる場合はレースカーテンを引くなどの工夫をします。
商品画像撮影のコツ② カメラ
次に、知っておくべきカメラの知識を2点お伝えします。
- 適切な種類のレンズを使う
- 絞りやシャッタースピードを調整する
適切な種類のレンズを使う
カメラのレンズには種類があるため、撮りたい写真のイメージに合わせてレンズを付け替えるのがコツです。商品撮影には、標準ズームレンズとマクロレンズがよく用いられます。被写体にカメラを近づけて撮ると商品の形が歪んで写ってしまうことがあるので、商品撮影にはズームできるレンズが適しているためです。特に小さなものにもピントが合わせられるのがマクロレンズです。 また、単焦点レンズは背景をぼかす効果を出したいときに使われることがあります。
絞りやシャッタースピードを調整する
絞りの調整によって、ピントの合う範囲を狭くしたり広くしたりすることができます。商品のみにピントを合わせたいのか、背景にあるものにも広くピントを合わせたいのかによって調整具合が異なります。
シャッタースピードは、動いているものを撮影したときのブレをなくし、止まっているように写したいときに重要です。液体状の化粧品を容器から滴らせている様子を撮影する場合などにはシャッタースピードの調整が必要になることがあるでしょう。
商品画像撮影のコツ③ 背景
最後に、背景設定についてお伝えします。 背景が変わると商品の印象が違って見えるので、商品のターゲット顧客層に最もアピールできる組み合わせを検討することが大切です。基本的には、商品の色が濃い場合は背景を薄い色に、商品の色が薄い場合は背景を濃い色にすることで、商品を際立たせることができます。
化粧品・健康食品の販促に魅力ある商品画像を撮影しよう
この記事では、化粧品や健康食品の商品画像撮影において、自分で撮影する方法とカメラマンに撮影を依頼する方法それぞれのメリットやデメリット、自分で撮る場合の撮影のコツについてご紹介しました。 自分で撮影する場合は、ぜひご紹介した数々のポイントを押さえて取り組んでみてください。また、さらに質を上げたい場合は、カメラマンに依頼するのもよい選択肢です。
商品がより魅力的に見える写真が手に入るよう、記事の内容を参考にぜひ検討してみてください。
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