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表示名称成分詳細

ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン

成分番号(JP number): 555481

INCI
LAURAMIDOPROPYL HYDROXYSULTAINE
定義(Description)
本品は、次の化学式で表される両性化合物である。N-(3-Dodecanamidopropyl)-2-hydroxy-N,N-dimethylammoniopropanesulfonate
日本の規制情報(Japanese regulation information)
中文inci(CN/中国名称)
月桂酰胺丙基羟磺基甜菜碱
中国の規制情報(Chinese regulation information)
【已使用化妆品原料目录(2021年版)】Maximum Historical Usage in Rinse-off Cosmetics(%): 10, Maximum Historical Usage in Leave-on Cosmetics(%): (none)
韓国inci(KR/ハングル/성분명)
라우라미도프로필하이드록시설타인
CAS No.
-
EC No.
-
EUの規制情報(Restriction/Annex/Ref#)

-

原料情報

ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン / LAURAMIDOPROPYL HYDROXYSULTAINE

ラウラミドプロピルヒドロキシスルタインとは

ラウラミドプロピルヒドロキシスルタインは界面活性剤の一種です。

その中でも、スルホベタイン型に分類される分子量422.6の両性界面活性剤です。

陰イオン界面活性剤との併用による起泡・洗浄

ラウラミドプロピルヒドロキシスルタインは洗浄性・起泡性を有していますが、一般的に単独で配合されることはありません。

陰イオン界面活性剤と併用されることで、洗浄性・泡安定性の増大が報告されています(1)。

このことから、洗浄製品などに、陰イオン界面活性剤と併用して使用されています。

陰イオン界面活性剤の増粘

ラウラミドプロピルヒドロキシスルタインは、陰イオン界面活性剤と配合することによって高い増粘性を示します。

そのため、増粘の目的で陰イオン界面活性剤と合わせて配合されます。

陰イオン界面活性剤の刺激緩和作用

ラウリル硫酸Naや、オレフィンスルホン酸Naは、比較的皮膚刺激性が高い陰イオン界面活性剤です。

ラウラミドプロピルヒドロキシスルタインをこのような陰イオン界面活性剤と併用すると、皮膚や毛髪への刺激性を低下・緩和されることが分かっています。

このことから、刺激緩和作用を目的に陰イオン界面活性剤と合わせて配合されます。

参考文献

  1. 宮澤 清(1993)「化粧せっけん及びヘアシャンプーの泡立ちとソフト感」油化学(42)(10),768-774.

ラウラミドプロピルヒドロキシスルタインの配合目的

  • 陰イオン界面活性剤との併用による起泡・洗浄
  • 陰イオン界面活性剤の増粘
  • 陰イオン界面活性剤の刺激緩和作用

ラウラミドプロピルヒドロキシスルタインの安全性情報

https://online.personalcarecouncil.org/ctfa-static/online/lists/cir-pdfs/FR750.pdf

日本語論文

なし

英語論文

なし